防犯フィルムを貼った後で、トラブル発生

防犯フィルム

新築住宅工事にフィルム施工で入る場合、ホコリの混入を避けるために、引き渡し寸前に工事させていただけるように施主様にはお願いしています。
ハウスクリーニングが終わり、まさに鍵の引き渡し直前にフィルム施工ができれば、きれいな室内で窓際にはカーテンなどないので作業環境としてはベストな状態です。
ですが、そうそうこちらの希望がかなうわけでもありません。
引き渡し時期が迫ってくると現場はバタバタで、複数の業者がバッティングすることも珍しくありません。
そんな現場での出来事です。

現場の都合で早めのフィルム施工を依頼されました。
内装工事もまだ途中の状態でフィルム施工を行うと、ホコリの混入以外にも、他の作業者の不注意でフィルムに傷がつく場合があります。
この現場がまさにそうでした。
ハウスクリーニング作業の際、窓をスクレーパーというカッターのような刃物で磨くのですが、防犯フィルムが貼ってあるのを見落としてスクレーパーの刃をグサッとフィルムに入れられてしまったのです。
美装屋さんも「しまった」と思ったことでしょうね。
フィルムが傷物になってしまったので、このままでは引き渡しができません。
急遽、フィルムの貼り直しとなったのですが、これに懲りてそれ以後は、画像のように注意書きをフィルムに貼り付けるようにしました。
それ以来、同様のトラブルは起っていません。
注意書きを貼るというほんの少しの手間で、トラブルを未然に防げるようになったのは、いい勉強でした。